カロートとは

カロートは遺骨を納めるお墓の納骨室の事を言います。

地下カロート

関東地方では一般的なこのようなタイプの納骨室を地下カロートと呼びます。
地下カロート

GL(グラウンドレベル=地上)より納骨室が下にある事から地下カロートと呼ばれます。

棚が二段になっているものを二段式、一段の物を一段式と呼びます。

地上カロート

対してGLより上に納骨室があるタイプを地上カロート又は丘カロートなどと呼びます。
丘カロート

新規霊園などの多くがこの地上カロート式となっています。

カロートに骨壺が入る数

一般的な地下カロートでは骨壺は上段3、下段3、手前に2の合計8個位収納できます。

位とあいまいな言い方には訳があり、骨壺は皆大きさが全国一緒ではないからです。

例えば関東では全骨収集が基本の為、瓶は直径7寸(21㎝位)が多いのですが、関西地方では部分集骨なので瓶は直径3寸(9㎝位)が多いのです。したがってカロートに骨壺が何個入るかと聞かれるとあいまいな言い方になってしまうのです。

カロートが骨壺で一杯になったら納骨できない?

現代のほとんどのお墓はカロート内に土の部分がありますので古い遺骨から土に還せばスペースが生まれ納骨可能となります。

しかし昔はカロートの底がコンクリートのままで、土に還す場所が無いカロートが一般的でした。

カロート底コンクリート

このような場合はコンクリートの底を抜いて土にする工事が可能です。

カロート底土

このようにコンクリートの底を抜くと遺骨を土に戻すことが出来ます。

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