昔のお墓にはあまり彫刻文字にペイントを入れるということはなかったようですが、昨今のお墓には白や黒いペンキを入れることがあります。白御影の場合文字を彫った部分が見えない事があるためです。
一般的には白御影石には白ペンキや黒ペンキ、黒御影石には白ペンキを入れることが多いようですが、日本の中には金のペイントを入れる所もあります。
それは九州なのです。
全て、必ずというわけではないのですが、金のペイントや金箔、金の塗料を墓石正面の文字を彫った所に色入れするのが一般的なんだそうです。
金文字にするのは海を渡った隣国である中国の影響とも言われています。
