遺骨を二つ又は複数に分けることを分骨と言います。
分骨にはどのタイミングで行うかで分骨の手続き方法が違ってきます。
火葬場で骨上げ時に分骨
- 故人の遺言
- 田舎のお墓に分骨
- 散骨するため分骨分を手元供養
- その方の宗派の本山に分骨分を納骨
など故人が亡くなられる前に分骨することがわかっている場合は、骨上げの際、分骨用の壺を用意すると共に、事前に火葬場責任者又は葬儀社担当に伝えておけば分骨証明書を必要枚数発行してくれます。
一度納骨した遺骨を分骨する場合
通常はこちらのケースの方が多いのではないでしょうか。
全部のお骨を取り出し、別の場所に移すことを改葬といい、改葬の場合市区町村での手続きが必要であるのに対し、分骨の場合は市区町村は関与しません。
具体的に今ある遺骨が寺院の場合はその寺院の住職に、霊園であれば管理事務所に分骨証明書に署名捺印していただき、その分骨証明書を改葬先に提出すれば手続きは完了です。
